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儲けの平均値にだまされる

統計的にみると「儲かる」と思っている方が多いと思うけど、それは儲けを平均化してあたかも儲かっているようなデータをみているから。 例えば日経平均株価が上がればある意味儲けの平均も上がるけど、みんながみんな儲かっているわけじゃない。
つまり、儲かっている人はめちゃくちゃ儲かっていて、かつ、かなり少人数であり、逆に損をしている人は、大人数なのだ。
一般的に8割の人が損をしていると言われている。

儲かる可能性は?

儲かっている人よりも圧倒的に損している人の方が多いのです。 要するに、儲かる可能性は低い。
しかし、儲かっている人はかなり儲かっているので金額的に平均を取るとあたかも儲かっているかのような錯覚を受けます。
10倍になったとか100倍になったとかいろいろ話しを聞くけど、当たり前だがすべての人がそうではない。それどころか上で書いたように8割の人は損している。

もう一度言うと、「大多数は儲からない」良くて「ハイリスク・ローリターン」だ。

雑誌や書籍にだまされる。

雑誌や書籍であたかも儲かっている様な記述がありますが、株は一日の内でも数%から数十%変動する。また、数日、数週間でも同様に変動する。
そのある一瞬を捕らえれば「儲かっている」瞬間がある。あるいは儲かった瞬間に売ってしまえば儲けである。ずーっと続く訳じゃない。

「一日で○万円儲かった」って記述があるが、注意するところは元手がいくらか。 100万円なら数十%だからかなり良い。と言うかあまりないし、そういう株は変動が激しい株で逆に「一日で○万円損」することもあると言うこと。
もっと元手が多く一千万だったら数%の上昇なのであり得る話。だけど、一千万を投資できる人は、よほど余裕があるってことでしょ。所詮株なんてお金持ちの遊びってことになる。


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Last-modified: Fri, 20 Jan 2012 14:59:08 JST (4480d)