このページをdel.icio.usに追加 このページをはてなブックマークに追加このページを含むはてなブックマーク このページをlivedoor クリップに追加このページを含むlivedoor クリップ このページをYahoo!ブックマークに追加

使用人

ここは、右代宮家の使用人についての記述ページです。


注意!! 作品のネタバレを多く含んでいます!!


スカイブルーの文章は推理や考察をあらわしています。他作品(ひぐらし等)のネタバレになる記述は、伏字推奨。


※名前横の記号について
:公式ページで紹介されている18人の主要キャラクター
:上記の18人以外で、1986年10月4日から5日の間の物語に登場したことがあるキャラクター
:片翼の鷲を身に纏う者
:1986年10月4日時点で既に死亡しているとされる人物


目次


[編集]使用人

[編集]呂ノ上 源次 (ろのうえ げんじ)

  • 使用人頭。最も古くから金蔵に仕える(島に屋敷が出来た当初から)。金蔵からは「家具」と呼ばれている。
    • 鷲の位置と羽数と向き:上着左前身頃(6){左}
  • 出自についてはほとんど明かされていない。ある意味最も謎の多い人物。
  • 使用人の派閥をめぐるトラブルの際(時期不明)、金蔵より右代宮家の家紋である片翼の鷲を許される。
    • これ以後、金蔵直属となり、金蔵の代弁者としての地位と金蔵以外には解雇されない権利を得る。
    • 金蔵直属ゆえなのか、右代宮家の家紋である「片翼の鷲」の模様を衣服につけるのを許されている。
  • 主への忠誠心が高く、金蔵に一番信頼されている人物(使用人にして、「我が友」といわれる程)。故に書斎に引き篭もってしまった金蔵の代弁者の役割を担う。しかし、金蔵の子ども達からは良く思われていないらしい。金蔵亡き後は「片翼の鷲」の使用人達は解雇される運命にある。
    • ベアトリーチェによれば、金蔵の妻から嫉妬されていたらしい(ep2)。理由は不明。金蔵が誰よりも信用していたからか?
  • 「呂ノ上」はロノウェ(ソロモン72柱の魔神の1柱)とかけあわせた名前? ロノウェは友人からの愛顧を召喚者に与える悪魔。
    • ep2のTIPSの説明文に”上級悪魔の助けを得て作成している”とある、上級悪魔はロノウェ?だとしたら上級悪魔の名前を借りて呂ノ上なのかも知れない。
    • 二代目ベアトの彼に対する呼び名が「ロノウェ」であり、彼女のイメージの中では有能でダンディな人物であった?
  • 18人の中の右代宮の姓を持たない人間の中で、“一人だけ苗字があるのに下の名前で呼ばれている人物”(嘉音、紗音は苗字不明なため)。
    呂ノ上の苗字を分かりづらくするためか?
  • チェスを嗜む。朱志香によれば南條より強いらしい。
  • ナイフ投げに習熟している。壁に押さえつけられ暴れる人間の手のひらを突き通して壁に縫いつけたり、飛んでいる蝶を貫いて壁に固定できるほどの腕前(ep2)。
  • アニメで源次役をやっている船木真人氏はうみねこに詳しく、アフレコ現場で急展開に混乱する他の声優陣に解説をすることがあったため「竜騎士08先生」というあだ名を周りからつけられたようだ。
  • 典型的執事。全てを最初から知っていて黙ってる気がします。みなさんは100%源次が黒幕だと思っているでしょう。ニヤニヤ。(電撃魔王2007年10月号竜騎士のコメントより)
  • EP7にてロノウェが自分の分身が呂ノ上といってる。
  • EP7ではヤスのことを気にかけていたと思われる描写が多々ある。
    • わざわざ碑文の場所に紗音と嘉音を呼び、金蔵の故郷が台湾であることを教える、ヤスの金塊発見時にタイミングよく現れるなど。
    • ネタ/源次の頑張り物語というネタがあるが、まんざら間違っているわけではないと思われる。
  • 正体は、金蔵が昔台湾(日本領土時代)に住んでいた時に友になった、台湾の上流階級の一族であった台湾人。
    • その後は、台湾の時代の変化で源次含む一族が台湾で居場所を失いかけていたところを金蔵が源次を日本へと連れ帰った。(源次の一族は何かしらの問題で連れ帰れなかったらしい)。

[編集]紗音 (しゃのん)  本名紗代(さよ)

  • 金蔵出資の孤児院「福音の家」出身者。
    • 鷲の位置と羽数と向き:左大腿部(5) {左}
  • 金蔵自ら面接して採用した使用人で金蔵直属。彼からは「家具」と呼ばれている。16歳。 ドジっ子とMっ子の属性を併せ持つメイドさん。
    • 金蔵直属ゆえなのか、右代宮家の家紋である「片翼の鷲」の模様を衣服につけるのを許されている。
    • この時代には労働基準法はあったはずでは?6歳の使用人は法律違反ではないのか?
      • 「同居の親族のみを使用する事業及び家事使用人」は適用外
    • 戦人のセリフ(EP1「ゲストハウス」)に「6年前はお手伝いさんの連れ子がついでにお手伝いみたいな印象だった」とあるが、これの意味するところは不明。なにしろ彼女には両親がいない。
  • 源次についで勤続年数が長い(10年間)。他の福音の家出身の使用人に姉として慕われる。
    • 勤続経験の長さは何故?譲治が話した理由とは別の理由があるのでは?
    • 10年の内6年間は戦人が再び島に来るのを待つ為?その場合彼女こそがベアトリーチェ?
    • EP6にて紗音、嘉音、ベアトリーチェの三重人格の可能性が出てきた
  • 献身的な女性。トキよりも先に保護しなければならない絶滅危惧種? 
    • 献身的というより、もはや隷属的。理不尽な命令にあっても客や主人一家には決して逆らうことはしない。客や主人からの「お願い」を聞くことはできないが「命令」なら喜んで聞く。
      • EP5ではベアトリーチェが夏妃に対して同様の発言をしている。彼女こそがベアトリーチェ?
    • その隷属心の強さは、「コミュニケーション」の一環として乳房に手を伸ばしてきた戦人に対して、その手が胸まであと1cmにまで近づいても何も抵抗を見せず、戦人を当惑させたほどである(EP1。このシーンでは朱志香が戦人をどついて事なきを得た)。
    • だがEP2では譲治との事をからかう朱志香に対して逆襲し、EP3では戦人の昔の気障な発言をからかうなど、従順一辺倒ではない。冗談で済むと判断した範囲での従順さであって、実際はけっこう強いのかも。
  • だが、緊急時にはむしろ知性、勇敢さ、正義感とも優れた能力を発揮する。
    • EP2ではベアトの裏切りに対し絶望するどころか、その愛に対する無力さを哀れんで見せた。魔女に対して譲治だけでなく嘉音や一族に至るまで弁護してみせる強い心の持ち主。
    • 蜘蛛の巣をとっさの武器として思いつくなど機転も利く。最後は譲治を守って共に戦って散った。
    • EP3でも窮地の嘉音を救い、やはりベアトの侮蔑と渡り合って、相変わらずの強さを見せている。
  • 落ち着いている間は何事もそつなく優雅にこなすことができるが、緊張したり萎縮したりするとミスを頻発する性質。
    • ミスをうまく言い繕うことができないきまじめな性格でもある。ただし、これは悪く言えば「要領が悪い」とも言え、ミスに対するとっさの対処ができない部分は夏妃に嫌われている。
  • 非常に忘れっぽい性格で、物をどこに置いたか忘れる、鍵をかけ忘れる、等のミスを頻発していたが、逐一メモを残すことでこれを克服した(ep6)
    • メモを残すという対処法は真里亞と共通
    • 忘れっぽかったのは、別人格の嘉音に入れ替わった時引継ぎが上手く行っていなかったのが原因か?
  • 譲治とは両想い。身分の違いゆえに報われない恋でもあるが・・・。
    • 譲治と恋人同士のはずだが、EP5にて譲治が先に死亡してしまい紗音のみが生き残るパターンが初めて出た際、紗音が譲治の死を悲しむ様子はなかった。この時点では譲治の死は狂言で紗音はそれを知っているので悲しんでいないと言う説もあるようだが、その場合でも恋人の死を悲しまないことにより狂言が発覚してしまうので悲しまないのはおかしい
      • 本当に譲治と恋人同士だとすると譲治の死が事実、狂言いずれの場合でも悲しむ様子が無いのはおかしいことになる、このことから譲治と紗音のカップルは幻想の疑いが出てきた。
      • 恋人が譲治というのは実は幻想で譲治はストーカーであり、本当に好きなのは戦人だと仮定すると、EP1の胸揉み未遂のシーンで紗音が無抵抗で譲治が紗音に手を出したことに一切抗議しないことに説明がついてしまう。
      • インタビューで竜騎士が「紗音が金目当てで譲治に近づいたというのはありません」と言ったが「紗音と譲治のカップルが幻想というのはありません」とは言っていない。要するに紗音が監視のために譲治に近づいた、もしくは譲治が一方的に紗音につきまとっていたというのがあり得る訳である
    • EP7にて本当に好きだったのは戦人であると発覚。6年前にいつか2人で一緒になることを約束していたが、直後に戦人が明日夢の件で家出をしてしまい、それでも一途に待ち続けたが3年前に戦人が親族にあてた手紙の中に自分宛のだけはなかったことから絶望してしまう。
      • 戦人の恋心をベアトリーチェが請け負ったため立ち直ったと劇中では説明されている、譲治と付き合うようになったのはその後で、この件の代償行為であったと思われる。
      • 「最終考察 うみねこのなく頃に散」のインタビューにて、「紗音は譲治に拒絶されることを恐れ、真実を告げられなかった。それは紗音にとって譲治が戦人の代用品以上の存在になっていたからで、確かに最初は戦人の代用品だったのかもしれないけれど、いつからか譲治を一人の男性として見るようになっていた」という旨の発言があった。きっかけはどうであれ、1986年の時点で紗音が譲治を愛していたことは間違いないようだ
  • EP6の嘉音によると紗音は短気らしい?(決闘にて)
  • 朱志香とは個人的な交流がある。
  • 少なくとも義務教育は修了させてもらっているらしい。
    • 修学旅行は小田原城だった。これは朱志香も同様だったが、二人の通っていた(いる)学校が同じかどうかは不明。
  • 右代宮家において金蔵から「家具」と呼ばれる使用人の一人。「家具」が意味する正確なところは不明だが、一個の人間ではなく家の備品にすぎないという意味のようだ。EP2では紗音は家具から人間になれれば譲治と結ばれると思っていたようだが… ep1では譲治に告白された後に死亡している。伏線
  • この年にして数百万の蓄えがある。
    • EP7で億単位の金を所持しているのが判明。
  • 左腿の片翼の鷲はタトゥー?パンスト?
    • なおEP7に登場した七杭メイドは、顔以外は紗音の使いまわしだがご丁寧に片翼の鷲は消されている。このことからも、紗音や嘉音がかなり特別な使用人であることも推察できる。
  • EP2では謎のバリア(通称・シャノンバリア)を出してベアトリーチェの眷属と激しい魔法バトルを行っていた。これは一体…?
    • ベアトはこれを見ても大して驚かなかった。金蔵の優れた「家具」が何らかの戦闘能力・防御能力を持つことを知っていたようだ。
    • そして、ベアトの言によれば紗音は嘉音より熟成された「家具」らしい。
      • EP2では嘉音が一対一で戦った山羊の群れと勝負し(鏡の力を借りているが)、EP3では同様に七杭の群れと勝負している。
    • 防御力だけでなく、格下の相手ならば攻撃して蒸発させる事も可能らしい。
  • 譲治からすると、たまに「ちょっぴりミステリアスな表現」を行うらしい(ep2オープニング)。
  • 紗代=34=フルフル?
  • Ep7で、ヤスと紗音が同一的な存在である示唆が語られる。
    • 紗音はヤスが作り出した「幻想の友人」(イマジナリーフレンド)?
       もしくは、紗音はヤスの中にある交代人格(解離性同一性障害)?
      • 『うみねこのなく頃に 最初で最後の贈りもの』内の作者解説で「ヤス」ないし「紗音」を(物語の核心に迫る発言時)「安田紗代」と呼んでいるため、紗音=ヤスで間違いないだろう。
    • 紗音が主でヤスが交代人格。紗音のドジは全てヤスが受け止めた
      • イマジナリーフレンドは解離性同一性障害の交代人格と異なり、表層には出てこない。紗音がイマジナリーフレンドなら六軒島の住人たちは紗音という名前も人格も一切認識されていない可能性がある。紗音との会話シーンは全て「ヤス」という人格を相手にしているものを幻想で修飾したものということもありえる。この場合、戦人や譲治が惹かれた恋の相手は紗音ではなく「ヤス」ということになる
  • 洋館モノならメイドは必須でしょう!(電撃魔王2007年10月号竜騎士のコメントより)


[編集]嘉音 (かのん)  本名嘉哉(よしや)

  • 金蔵自ら面接して採用した使用人で金蔵直属。彼からは「家具」と呼ばれている。
    • 16歳、男性(とされている)。紗音の弟分。金蔵出資の孤児院「福音の家」出身者。
    • 鷲の位置と羽数と向き:左前襟(6){左}
    • 金蔵直属ゆえなのか、右代宮家の家紋である「片翼の鷲」の模様を衣服につけるのを許されている。
    • ep3まででは本名は明かされていない。ep2では本名を言おうとしたシーンが少なくとも二度あるが、結局わからずじまいのままとなった。
      • 麻音・紗音のネーミングセンスから考えると、本名は嘉〇「か-」「よし-」のいずれか?
      • EP6にて本名は嘉哉と判明。読み方は「よしや」。
      • ただしEP6においても苗字は明らかにならなかった。何かの複線?
      • 十八が執筆したEP6で初出なことを考えると、EP2(著者ヤス)で朱志香に嘉音の本名を教えることができなかった話を拾って十八が勝手に生やした本名設定の可能性もありえるかもしれない。
  • 勤続は3年前から。源次・紗音を慕っている。郷田とは犬猿の仲。夏妃にも嫌われている。
    • ep6の本人の独白によれば、「男の使用人に甘い」との陰口を聞いてから、夏妃から目の敵にされていたという。
    • ep2では緊急事態において郷田から信頼して仕事を任されるシーンがあるが、それが「初めての瞬間だったかもしれない」と表現されている。
    • 郷田と犬猿の仲になった原因は郷田が源次に「嘉音がベアトリーチェについて体験したことを語ったこと」を言ったこと?(マスカレイド配布小冊子
  • 無口・無愛想・仏頂面。そして律儀。人前では「冷静で理知的である」ことを最大の美徳とする。
    • が、その割には陰口が多く、気に入らないことがあると(特に紗音がいびられた時など)、相手が主人だろうが上司だろうが客人だろうが「地獄へ堕ちろ」「最低のヤツだ」などの暴言を独りで吐いたり被害を受けた人(EP2まででは紗音・真里亞)に聞かせることがある。
      • 鬱屈した性格の現れ?
      • 意外に拗ねっぽい部分もあり「僕はどうせ家具なんだ」と自分に言い聞かせることで、年相応の男の子が持つ夢や欲望を無理矢理押し込めている風がある。
      • 一方で、自分の願望を独り言で言うこともある。
  • EP6の紗音によると嘉音は慎重らしい?(決闘にて)
  • 猫のように足音をたてず行動し、気配を感じさせない。
  • 朱志香の白馬の王子様候補。実際にep1ボイラー室での一件は見物。鉈男。さらにはep2では朱志香を守るために命をかけて勇敢に戦った。カノンブレード。
  • 彼には朱志香に対する特別な感情はない(公式ページのキャラ紹介)。
    • ep2で朱志香の文化祭に赴いたのも、普段から借りの多い紗音にしつこく言われたから。その時点での本音は「お嬢の恋遊びに付き合わされるなんて、本当は面倒臭いだけ」だった。
    • が、ep2では後に紗音に対して「お嬢様のことが、好きだった」「そしてあの日のお嬢様の姿を見て、もっと好きになった」と告白している。この心境変化の理由・原因は、ベアトが嘉音に渡した「恋のブローチ」の影響などの可能性があるが、ep2時点では詳細不明。
  • 男性にしては線が細く力仕事が苦手。伏線か?
    • 上記から実は女性という可能性もあり?
    • 竜騎士がインタビューで「嘉音はオレの嫁(笑)」との発言をしている。
  • EP2では腕から謎の魔剣(通称・カノンブレード)を出してベアトリーチェの眷属と激しい魔法バトルを行っていた。これは一体…?
    • カノンブレードの真偽はともかく、戦闘を行っていた描写からすると戦闘訓練を受けた可能性あり?
    • ベアトが嘉音にかけた言葉に「殺してみるが良い。(略)金蔵の家具ならば、その程度の力は持っていよう?」や「見せてもらおうではないか。金蔵の家具の力を!」などがある(ep2)。金蔵の家具がなんらかの訓練をうけ戦闘能力を持っていることはベアトも予期していた様子。
    • 山羊頭の従者と戦ったシーンでは、相手の背中にテレポートしているかのような描写がある。この時の動画表現はベアトやベルンの登場・退場・移動のそれにそっくりである。金蔵は「家具」に魔女に対抗できるようなトレーニング~それがどんなものなのかはわからないが~を施したのだろうか。
    • EP2のカノンブレードで劣勢に陥った場面では、ベアトから「勘が戻らぬことを、言い訳に呟いても良いぞ?」と言われている。かなり昔に実戦経験を積み、しばらくやめていた?
    • この武器を抜くことは自分が「人間以下の存在であることを晒した」ことになるとベアトは言っている。嘉音はこれを朱志香に見せたくなかったらしい。
    • ベアト曰く、山羊頭従者と対比して「ハンドメイド」。その意味はEP2時点では不明。
    • EP2でベアトが投げたティースプーンが空中から額を急襲したシーンでは、それを素手で受け止めている。ここにも戦闘能力の高さがかいま見える。ただしベアトが手加減したのかもしれないので断言はできない。
  • 来訪の挨拶に現れた金蔵の息子たちを監視していた。紗音に対して曰く、「そういうお役目だから」。金蔵の間諜のような仕事もしているようだ。息子たちの親族会議の内容を金蔵に報告する描写もある。
    • 本人がep2で述べた「汚らわしい仕事だよ。僕の魂なんて、とっくに穢れてる。」はこれを指している?あるいは別の秘密に関することか?ep2時点では真意不明。
      • その前にも汚い言葉を使うことを紗音に窘められていることから、汚らわしい仕事とは嘉音が紗音の愚痴を請け負っている役割を指しているかと思われる。
  • あらすじ(その1)でもあるように、監視をよくしている。
  • EP1でベアトリーチェに向かって「僕はルーレットのゼロになる」と発言。及び紗音が殺されて、自分が生き残った場合ベアトリーチェのルーレットを全て台無しにしてやろうと心に決めていたという発言から、金蔵の儀式でたびたび出てくる言葉「悪魔のルーレット」について重要な何かを知っている人物と思われる。
    • 本人も説明していたように0はルーレットの黒にも赤にも含まれず(所謂アウトサイドベットでは)賭けられない数字である。ヤスもそんな単純には考えてないだろうがベアトが黒で紗音が赤(ここは逆でも良いが)で嘉音が0と嘉音の出目が可能性が最も低く見てることを意味しているのかもしれない?
  • 右代宮家家人の影響で、クラシック音楽を好む。
    • 自身では歌は歌えず、楽器は学校でやったハーモニカとリコーダーしかできない。
  • 嘉音は成長している?
    • EP1 鉈でベアトに挑む
      • サタンにやられる?
    • EP2山羊撃破、七杭に倒される
      • 山羊の集団と勝負している楼座の方が強い?
      • ただし、楼座も結局山羊の群れにやられて、七杭とは勝負していない。七杭>嘉音>楼座>山羊かも?
    • EP3ルシファーを撃破、左腕を犠牲にして再び撃破
      • 重傷を負わずより強い七杭を倒した留弗夫、霧江の方が強い?
      • ただし、留弗夫は反応力では杭に負けて負傷を繰り返して作戦で勝っているので、嘉音の方が反応力は高い?霧江>嘉音>山羊>留弗夫?
      • ベアトは「いつの間にか強くなる、これだからニンゲンは恐ろしい」と嘉音に賛辞を贈っている
  • EP2のカノンブレードの立ち絵を信じるなら、恐らく右利き。
  • 嘉哉=448=4+4+8=16=ゼパル?
  • 僕はゲストハウスのシーンでヘソを曲げているところがカワイイなぁと。(電撃魔王2007年10月号竜騎士のコメントより)
  • EP7のクレルの独白では、ヤスによって「名前に”音”の字がつく紗音の弟的な存在」が構築された描写がある。
    • 素直に考えればこれが嘉音か。もしそうなら嘉音は幻想の存在であることが確定する
    • ただし、この「弟的存在」が確実に嘉音であると確定できる情報はEP7にはない。
  • アンソロやうみねこスレでは郷田と並んで何かとネタにされやすい。

[編集]郷田 俊朗  (ごうだ としろう)

  • 右代宮家の専属料理人。身長180㎝超えで筋骨隆々な大男(戦人の反応から彼より長身?)。
  • 悪い意味で「ええかっこしい」。つまり晴れの舞台でないと張り切らず、裏では要領よく立ち回る。ただし、マスカレイド配布小冊子にて嘉音を庇ったりしてるので根っから悪い人と言うわけではない。
    • ep1では、ウェルカムドリンクのお茶に凝りすぎて出すのが遅くなってしまったため、たまたま通りかかかった紗音に給仕を命じ、結果として彼女に赤恥をかかせた。また、本来の自分の役目を紗音に押しつけたこともある。
    • ep2では特別な賓客であるベアトリーチェに自分で配膳ができないということにへそを曲げている。
    • ただしep2ではその巨体と怪力を活かして源次とともに戦うなど、他人のための活躍も見せ始めている。
  • 2年前から右代宮本家に勤め始めた。戦人とは今回が初対面。料理人として雇われているが、夜の見回りや掃除など普通の使用人としての仕事もこなしている様子。
  • 片翼の鷹を纏わない。六軒島へ来たのは夏妃の為?→長男夫婦派?
  • 六軒島に来る前は有名な老舗ホテルでシェフとして働いていたらしい。そのため調理・盛りつけ・給仕・接客・食卓を盛り上げる弁舌などの腕は抜群。
    • 高級ホテルのレストランの名物シェフだったが、店のトラブルから辞めざるを得なくなった。トラブルの内容については「老舗ホテルで暖簾分けだか派閥の分裂だかややこしいことがあったらしい」(EP1での朱志香の発言)
      • マスカレイド配布小冊子に掲載されたTIPSでこの時のトラブルについて詳細が書かれている。郷田が勤めていたホテルでは、プライドの高いホテル料理人たちをまとめてきたカリスマ料理長が退職した後、ホテル側がどこかからよこしてきた新しい料理長が現場の料理人たちをまとめきれずに現場の料理人たちに大きな不満がたまっていた。郷田たち料理人グループは現場の料理人の中から次期料理長候補を推薦し、今の料理長を更迭することをホテル側に認めさせるための労働争議の構えを取る。ホテル側に対して辞表をつきつけてでもホテル側を交渉の席に着かせようとしたが、料理人グループが推薦していた次期料理長候補自身がホテル側に慰留されてこの争議に参加せず、クーデターは失敗に終わってしまった。その結果、争議のリーダー格だった郷田はホテルを辞めざるを得なくなったということである。
    • このトラブルで路頭に迷っていた彼にとって、夏妃からの求人は救いの神であったと思われるためか、夏妃に対しては特別な忠誠心を持っているように周囲からは見えた。
  • 郷田の採用は、夏妃が専属料理人の募集で「応募のあった中で」といっているが、公式ページでは「スカウトを受け」とされている。どちらが正しいのか不明。あるいは選考が出来レースだったということか?
  • 右代宮家から郷田に提出された契約条件の中には「契約期間中は、関係者以外にはその料理の腕を決して振舞わないこと」というものがあったらしい(マスカレイド配布小冊子)。
    • 専属料理人を安売りしないという富豪特有のプライド的なもの? それとも他に理由がある?
  • EP1にて、バラの花びらを使ったオリジナルデザートが客人たちに披露された。
    • この後のシーンで、真里亞が印をつけていたしなびた薔薇が薔薇園から消えたという騒ぎが起こる。料理に使用したのでは? →反論としては「あんなしおれかけた薔薇を振る舞い料理に使うというのは、プライドの高い郷田にしては不自然ではないのか」というものがある
  • クロスワードパズルが趣味? EP1「嵐の夜」の章では仕事をサボってはまってたご様子
  • EP5にて事件の日に島にいた使用人の中で唯一金蔵の死亡隠蔽に関わっていない人物であることが判明した
    • さらにEP7でヤスが裏当主であることを知らないことも判明。
  • 郷田みたいなキャラこそ『うみねこ』じゃなきゃ出せませんよ。(電撃魔王2007年10月号竜騎士のコメントより)

[編集]熊沢 チヨ (くまさわ ちよ )

  • 右代宮家のパートタイマー。八丈島の漁師の家に生まれ育った。
  • 大昔の六軒島の伝承などに詳しいらしい。
  • 右代宮家とは六軒島に屋敷が出来たころから関係を持っている?
  • 年齢は80前後であり、頭痛腰痛持ちであるというのはまんざら嘘でもないらしい。
  • 「『"ベア”トリーチェ』="熊"沢≠『魔女ベアトリーチェ』」の可能性?
    • 「熊沢チエ」で「ベアトリーチェ」?
      • EP3のエンドロールでは「熊沢チヨ」でなく「熊沢チエ」と誤記されていた(のちに修正)。
    • EP3では、ベアトリーチェが語る『ファンタジー』の中でベアトリーチェの師匠である先代ベアトリーチェを名乗り若き日の姿を取り戻し、戦人とベアトがゲームを続ける世界では「ワルギリア」を名乗るが……
      • 「お茶会」では熊沢とワルギリアが独立した別の存在として登場している。
      • 子供(真里亞、人間ベアトリーチェ)を宥める時「ベアトリーチェ」を名乗る事があった?
  • 多くを知りながら「見ているだけしかできない」という態度は前作「ひぐらしのなく頃に」の羽入を彷彿とさせる。実際EP3ではワルギリアの姿でメタ世界のゲームに参加してきたが、今後現実世界で惨劇回避のためにアクションを起こす可能性がある?
  • 嘉音・紗音の、郷田・夏妃との関係を気の毒がっている。
    • ただしその理由について、本人の認識と熊沢の証言にずれがある何らかの幻想を構築している?
  • 紗音にとって、使用人としての母親のような存在とされる。
  • 途中で何度か退職している。公式ページの人物紹介によれば、理由は体調や家族の都合とされる。
    • 退職は建前で実際は九羽鳥庵で楼座が出会ったベアトリーチェの世話をしていたのではないか?
      • 鯖吉のTipsで熊沢の息子は多くとあるので退職の理由は出産と育児であろう。だが育児と嘘を言って九羽鳥庵で勤務していた可能性は否定できない。
      • 2010年4月1日の世界では曾孫の熊沢鯖乃助(外見は鯖吉そっくり)が18歳になっている。
    • 体調を理由に、シフトをある程度自由にできる? 親族会議の日も何か目的があって来ているのかも。
    • 川畑船長いわく九羽鳥庵とベアトの存在は知っていたようだ。(EP4)
  • EP1では「急なお買い物」があったため、珍しく新島港まで戦人たちを迎えに来た。急な買い物が何かは不明。伏線?
    • ちなみにアニメ版でのEP1においては迎えに来ていない。
  • 「それは鯖で出来ている」など鯖ジョークが十八番らしい。
  • 自分に対する嫌味を飄々と受け流す一方、人をからかうのが好きな一面もある。
    • 幼い戦人にキクラゲを「ペンギンの肉」と吹き込んだことがある。(吉田戦車『甘えんじゃねえよ』からのネタ)
  • 家政婦は見た。
    • 実際に九羽鳥庵、夏妃に押しつけられた赤ん坊、金蔵の死など右代宮の暗部を目撃している。
  • EP7で源次や南條同様ヤスが右代宮家の真の当主だったことを分かっていた。
  • EP7で六軒島の魔女伝説(森の魔女ベアトリーチェ)と悪食島の幽霊伝説を作ったのは熊沢だったことが分かった。

[編集]恋音 (レノン)本名不明

  • 使用人。金蔵出資の孤児院「福音の家」出身者。性別・本名不明。片翼の鷲を持つか不明。読みはEP1の地の文より。
  • 名前のみ登場。眞音とほぼ同じか?ep1で名前だけ登場し、ep2では言及もされず。結局ep2まででは事件に巻き込まれなかった?もう少し「音」の使用人は居る?

[編集]瑠音 (ルオン)本名不明

  • 使用人。本名不明。片翼の鷲を持つか不明。読みについてはEP2コミック版で「るおん」とルビがふられていた。
    • だがCS版では「るのん」と発音している。
    • 夏妃から「彼女」と呼称されているので、女性であろう(少なくとも女性扱いされている)。
  • 使用人名の限りでは、金蔵出資の孤児院「福音の家」出身者である可能性大。
  • 性格は軽薄そう。仕事の要領はいいらしい。
    • 夏妃のチェックするところばかり手早く掃除するという要領よさに、嘉音は嫌悪を抱いている。
  • 名前のみ登場(EP2での夏妃・嘉音の台詞と地の文の中)。第二話での絵羽一家来訪時には館内にいた模様。
  • EP7で登場した「煉獄七姉妹のルシファーに似た使用人(ガラシさん?)」が瑠音?
    • しかし使用人ルシファーは1976~1979年頃には使用人を辞めているので、1984年頃働いていた嘉音が彼女を認識しているのは矛盾する。瑠音とルシファーは別だと考えられる。
      • 嘉音と紗音が同一人物だったとすればあるいは。ただここで何年前もの使用人の名を出すのは変だが。

[編集]礼音 (レイノン)本名不明

  • 使用人。本名不明。片翼の鷲を持つか不明。
    • 初出はEP5での夏妃の回想で、名前のみ登場。

[編集]鐘音 (ベルネ)本名不明

  • 使用人。本名不明。片翼の鷲を持つか不明。
    • 初出はEP7での登場。ヤスの後輩にあたる。明日音と同期で仲が良いようである。
  • 外見は煉獄七姉妹のベルゼブブに酷似。
  • 仕事にやる気はないが要領がいいために右代宮の使用人に抜擢されたタイプ。
  • 先輩のヤスを見下しており、ベアトリーチェの怪談を馬鹿にしていたが、「自分の鍵束から鍵が一本だけ消失し、ロッカーの中で発見される」という不可能犯罪を体験したことからベアトリーチェに畏怖を感じるようになり、魔女伝説の流布者の一人となる。

[編集]明日音 (アスネ)本名不明

  • 使用人。本名不明。片翼の鷲を持つか不明。
    • 初出はEP7での登場。ヤスの後輩にあたる。鐘音と同期で仲が良いようである。
  • 外見は煉獄七姉妹のアスモデウスに酷似。
  • 仕事にやる気はないが要領がいいために右代宮の使用人に抜擢されたタイプ。
  • 鍵音とは違い、最後までベアトリーチェの怪談を胡散臭く思っていたが、空気が読めるタイプなので右代宮家ではベアトリーチェが“い”るということで振舞っている。

[編集]玲音 (レイネ)本名不明

  • 使用人。本名不明。片翼の鷲を持つか不明。
    • 初出はEP7でのクレルの独白で、名前のみ登場。
    • 読みはCS散より。

[編集]麻音 (?)本名有沢麻衣子

  • 没キャラ。(うみねこ展で判明)
  • 紗音と年が近くてキャラが被る→熊沢に変更 の模様
  • 顔は夏妃+楼座で胸は紗音?
  • 体型は嘉音並で性格は真里亞?

[編集]魔女に祟られて怪我をしたといわれる使用人

  • 紗音が勤めを始める直前に、階段を転がり落ちて腰に大怪我をして辞めた(およそ10年前?)。ベアトリーチェのことを悪く言っていたらしい。
  • 名前、性別など不明。音の字、片翼の鷲を持つかも不明。近況不明。
  • マスカレイド配布小冊子では、館の夜の勤務の際に、黄金の蝶を追いかけるというタブーを犯したことから、ニンゲンでは不可能な現象(魔法陣が瞬間的に発生する)に遭遇し、その直後に高熱を出して入院したという若い女性の使用人の話が紹介されている。彼女も「ベアトリーチェのことを悪く言っており、怪我をして辞めた」と言われているので、同一人物であると思われる。

[編集]崖から落ちた年配の使用人  

  • EP5にて存在が発覚した壮齢の女性使用人。本名不明。
  • 19年前に、夏妃から預かった赤子を抱いたまま崖から転落死した。
    • 表向きには彼女は単独での事故死ということになっており、夫にはその様に伝えられた。
    • 夏妃の自白ではこの事故は他殺であり、使用人が脆くなっていた柵に寄ったところを突き落とし殺害したとされている。
    • 熊沢が赤子をあやしているシーンがあったのに「六軒島には、私とお父様しかいなかった!!」との熊沢を無視する夏妃の地の文があるため、崖から転落したのは熊沢の可能性あり。
  • いずれも事故当時の行動が不可解。子供を抱いて自殺したのでは?
    • 行動が不可解なのは夏妃が事実をねじ曲げたためであろう。
      転落の回想シーンで「六軒島には、私とお父様しかいなかった!!」とあるがこれは、熊沢を無視している上に「お屋敷へ駆け戻り、……大騒ぎになりました。」との整合性がとれない。
      本当に夏妃と金蔵だけなら赤子の死を知り笑い続ける金蔵とそれにドン引きする夏妃という構図になり大騒ぎとはいえない状況になる。

[編集]サワチー、ダダッチ、ガラシさん

  • ヤスの先輩使用人たち。EP7で登場。名前は本名からついたあだ名なので、音のついた使用人名は不明。
  • 名字からきた呼び名なので「沢地」「多田」「五十嵐」か?
  • 鐘音と明日音がやってくるころに右代宮家を卒業した。
  • 3人とも使用人としてはそこそこ有能なようだが、要領の悪いヤスを見下していた。ガラシさんがまとめ役だったようだ。
  • ガラシさんは煉獄七姉妹のルシファーに外見が酷似。
    • EP7ではこの外見の使用人は源次から「瑠音」と呼ばれている←名前を呼ばれる場面はない。
  • サワチーとダダッチはサタンレヴィアタンに酷似。ただしどちらがどちらかは不明。
  • 余談だが、彼女らは働く後は「汗臭ェー」らしいw。
  • 彼女ら3人が働いているのと同時期にベルフェゴールそっくりの使用人も確認されている(EP7のチビ箒紛失の場面)。