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犯人考察/右代宮朱志香

このページでは右代宮朱志香が犯人である可能性について考察します。

他作品の内容を考察の材料にもちこむときは、他作の致命的なネタバレになるような記述については伏字を使うことを推奨します。

[編集]右代宮 朱志香 (うしろみや じぇしか)

[編集]プロフィール

  • 性別:女
  • 年齢:1968年8月25日生まれの18歳。
  • 右代宮家での立場:蔵臼の娘。序列6位。
  • 詳細情報は登場人物解説/朱志香を参照


[編集]不審な点

[編集]全話共通の不審点

  • 喘息ではなく別の病気を患っているかも? 空気が綺麗であろう六軒島で数年前よりも更に悪化しているというのが怪しい…
  • 戦人本命(だった)疑惑あり。
    • 少なくともEP1においては、熊沢に同行し、わざわざ戦人たちを新島まで出迎えに行っている。
    • 乱暴な言葉遣いは、戦人の真似もしくは戦人との思い出を未だに引き摺っているから?
    • (外見上の)好みのタイプは、年下っぽく見える可愛らしい感じと推測。
      • 戦人視点の嘉音は「小柄な少年」「まだ成長期前って感じで、少々ひ弱そうな体つき」。
      • 一方戦人は、「成長期を迎えるまでは、身長はクラスじゃ真ん中よりは前の方」「体格や腕力はいつも朱志香に負けていた」と自分で言っているので、6年前の外見は嘉音に近かった可能性がある。
      • EP3冒頭では、「6年前の戦人から想像がつかないぐらい」戦人の体格が相当変わったにも拘らず、「戦人だとすぐ分かった」と主張。
    • 戦人に何気なく気を遣っている。
      • EP1で、戦人の家の事情について真里亞が訊いてきた時、最初に話題を逸らそうとする。
      • 同じく、EP1で嘉音の無愛想さをフォロー。(戦人の気分を害さない配慮と取れる。)
      • EP2でも、眠気を催した戦人に毛布を持ってこさせたり、真里亞に戦人の昼寝の邪魔をしないように声をかける等の気配りを見せている。
      • 一方で嘉音に対し、人前で「大丈夫かよ、そそっかしいな。ほら。」と言ったり(EP1)、紗音から提案されるまで、「嘉音を彼氏の代役にする」発想を全く思いついていない(EP2)等、本命にしては少々気にかける度合いが足りない態度が散見される。
      • 朱志香の嘉音への想いは、6年前の戦人を重ね合わせ、気にかけている程度の可能性あり。
      • 実際、朱志香と嘉音が相思相愛で想いを伝え合う場面は、殆どが幻想シーンでのことである。
    • EP3では、戦人に「彼女は出来たか?」と訊いている。
    • また、「勝手に戦人を巡って暗闘が繰り広げられて、勝手に誰かが泣いたり傷付いたりしてるかもしれない」という意味深な助言も贈っている。
      • 「一度告白して盛大に空振りした(相手が自分を恋愛の対象と見てくれてなかった)」発言。EP3までを見てるプレイヤーなら、「EP2での文化祭終了後の嘉音とのやり取り」と十中八九推測するだろうが、実のところ、朱志香は「自分が告白した相手=想い人は嘉音である」と戦人には一度も明言していない。逆を言えば、6年程前に戦人に告白して同様の結果になった可能性もある。
    • 同じくEP3で、「普段言葉遣いが悪いヤツが、急にまともな言葉で話すように努力し始めたら、それで転ぶ男もいるかもしれない」と戦人が言った直後、言葉遣いが神妙になり、頬を真っ赤に染めている。
      • EP4のブレザーベアトは、正に上記の戦人が言ったとおりの態度を取っていた。
    • 「今この瞬間。朱志香が狙ってる男は、半径1km以内にいるか?」(EP3)朱志香は曖昧に濁しているが、戦人のこの言葉に該当する独身(と思われる)男性は譲治、戦人、嘉音、郷田、源次。
      • ちなみに戦人が勝手に「この島で朱志香の恋愛の対象になりそうなのは嘉音だけ」と決め付けている。
  • 吸入器→ベアトリーチェのケーン(黄金の煙管)の元ネタ?
    • 但し、ロノウェの笑い方同様、ベアトの人物設定をした人間が朱志香の言動を参考にしただけ、の可能性もある。

[編集]エピソード1での不審点

  • 夏妃の項目に、ドアノブ血痕事件の工作説があるが、朱志香はサソリのお守りを夏妃が持っていたことを唯一知っている人物でもある。夏妃が怪しいなら朱志香も怪しいのでは。

[編集]エピソード2での不審点

  • ベアトのスーツ姿が、朱志香の制服と配色が近い。(嘉音のソックスを借りれば更に完璧)
    • ベアトは本編中、スーツ姿だったりドレス姿だったりと一貫していない。ep2の実体化前のベアトと実体化後のスーツ姿のベアトを、朱志香が演じている?
      • 実際、口の悪さ、紗音との仲の良さ、いたずら好き、恋愛下手、恋人がいないことに強いコンプレックスを持っている、威張っているが実は甘えん坊な点がベアトと朱志香で共通している。
      • また、紗音・嘉音との対峙シーンでは、ベアトが朱志香の気持ちを代弁するような発言が多々見られる。
      • 更につるぺったんの一枚絵(左手で指差している)とTipsのスーツ姿のベアトの立ち絵(左手に杖を持っている)から、恐らく左利きであるという共通点もある。
  • 朱志香の死体発見時、という赤字の部分は朱志香が死体を発見した時とも取れなくはない(朱志香が主語になっているという見方)
    この際の嘉音君の死体はこの部屋にある。の赤字拒否は入れ替わりという事がわかってしまうから?
    他には、朱志香の(用意した)死体。というように所有物扱い、死体と思われるものは朱志香と呼ばれている
    • その場合、(虫の)死体発見時、というように「死体」に隠された形容詞が付く可能性が高い。
  • 戦人たちが島に来る直前に、熊沢に「いつか魔女が黄金を返せとひょっこり訪ねてきそう」と話したり、「もし実際にベアトリーチェが親族会議に現れたらどうなるか」という話題を熊沢から振られている。
  • 朱志香の死体発見時に、床に倒れていて大きな血だまりがあったという描写があったが、朱志香は背中を刺されており、ep1の嘉音のように杭をすぐに引き抜きでもしない限り、出血は通常衣服に吸い取られ、大きく溜まるほど流血はしない筈。しかし、南條が検死の際杭を抜いた描写がなく、背中以外の傷を確認した描写もない。
    • 床の血は嘉音の血若しくは毒物等で喀血した時の血?
    • 杭は背中に垂直に立てられていたが、突き刺さってはいなかった?

[編集]エピソード3での不審点

  • 第一の晩では親達がアリバイがあると考え、会議が幻想ではないとすれば犯行可能な人物の一人
    現在のベアトリーチェではないか?
  • 絵羽と争ったときに咳き込んでない。EP2までは興奮すると咳き込んでいる。代わりに金蔵が咳き込んでいた。
  • 上位戦人がエヴァトリーチェに朱志香が2重人格で殺人をしたのかと訊いた場面で、エヴァは「(眼球が傷付けられたので)右代宮朱志香の肉体は殺人を犯していない。」とのみ回答している。
    つまり、2重人格かは否定されてはいないことになる。
  • 本編中最後まで生き残っている。生還はない(ことになっている)が、戦人に次いで生存率が高い。

[編集]エピソード4での不審点

  • ゲストハウスの戦人に内線電話をかけている。近くに内線番号一覧表があったという描写もないし、知ってそうな人間も側にいない筈なのに、何故その部屋の内線番号を知っていた?
    • 実際は一覧表がある、もしくは番号を知っている人間が近くにいた?
    • 内線番号一覧表のある別の部屋からかけている?
    • 朱志香は以前にもゲストハウスのその部屋に内線をかけたことがある?
  • 5日0時過ぎにスーツ姿のベアトリーチェが2階のバルコニーから戦人に話しかけるシーンがある。
    • 金蔵の部屋は3階なので、直前まで金蔵と会話していたのなら3階のバルコニーにいる筈。ということは、ベアトは始めから2階にいた?ちなみに、2階には朱志香の部屋がある。
  • ブレザーベアトが、戦人に想い人がいないか訊いたり、6年前の罪を思い出すことを要求する。
    • EP3の冒頭、海岸で雑談中、朱志香が戦人に「彼女は出来たか?」と訊いたり、「6年前のことをなかなか思い出してもらえなくてちょっと傷ついた」ようなことを話す場面がある。

[編集]犯行動機

[編集]全話共通で考えられる犯行動機

  • 精神的に追い詰められている夏妃を助けるため?
  • 家族を省みない蔵臼への怒り?
  • 嘉音との報われない恋を成就させるための無理心中?
  • 両親や嘉音が殺されると「犯人をぶっ殺してやる」と叫ぶ事が多い。EP1~EP3とも第一の夜でこれらの誰かは必ず死ぬので、以後の事件で怨恨の動機が生じる。
  • 六軒島から出て自由になりたかった?

[編集]エピソード1で考えられる犯行動機

[編集]エピソード2で考えられる犯行動機

  • 紗音への僻み、期待させて無残に裏切った嘉音への復讐、あと六軒島を出て自由な生活がしたかったことか。

[編集]エピソード3で考えられる犯行動機

  • 黄金を発見した絵羽一家からの自衛若しくは横取りして高飛びを目論んだ?

[編集]犯行手段

[編集]全話共通で可能な犯行手段

  • 第一の夜は他の子供たちとゲストハウスで就寝。他の子供たちが就寝中はアリバイがない(これは子供たち全員共通)。

[編集]エピソード1で可能な犯行手段

  • 絵羽夫妻が去り殺害される前に喘息でひどく咳き込む描写あり。その後しばらく別室で休んでいた?もし喘息が演技なら蔵臼殺害の犯人と考えて絵羽夫妻を殺害したのかも知れない。

[編集]エピソード2で可能な犯行手段

  • 両親の遺体が発見されてから精神的に不安定になって走り去る。そして自分の部屋で遺体で見つかる。嘉音は朱志香の部屋で殺されたと赤字で宣言されているが、犯人もしくは協力者と誤解して嘉音を殺害した?その後自殺したか何者かに殺害された事になる。
  • 嘉音の本名が朱志香なら、「嘉音はこの部屋で殺された」「朱志香の死体発見時」という両方の赤字を満たして朱志香が生存できる。これでEP1~EP3のどのエピソードでも朱志香が最後まで生存でき、黒幕たることができる。

[編集]エピソード3で可能な犯行手段

  • エヴァ・ベアトリーチェの赤字「右代宮朱志香は殺人を犯していない」があるので、殺人の実行犯にはなれない(逆に互いのアリバイを証明する譲治や戦人と共謀すれば南條殺害以外の全てについて共犯にはなれる)。


[編集]犯人ではない可能性

[編集]全話に共通する犯行容疑への弁護

  • 好きだった嘉音を殺す理由がない。無理心中という説もあるが、告白さえしてないのにいきなり心中なんてのは朱志香の性格ではないのでは? 

[編集]エピソード1での犯行容疑への弁護

  • 従兄弟達と一緒に行動している時間が多い。実行犯には成りえない?
  • それに、嘉音殺しの時にはアリバイもあるため、実行犯にはなれない。心中の可能性を考えるなら、少なくとも嘉音殺しでは実行犯になる方が自然では。(実行犯を他人にまかせて心中とするのは違和感がある)

[編集]エピソード2での犯行容疑への弁護

  • 第二の晩で死んでいるのが発見されている。この時点で郷田、南條、紗音、譲治、源次、戦人、楼座、真里亞は生存が確認されているため、少なくともこれらの9人だけは彼女が殺すことはできない。(死体偽装トリックが使われてない限りは)
  • 少なくとも10月4日のディナーで、同時間帯に貴賓室にいるベアトと食堂の朱志香が同一人物と考えるのは苦しい。(朱志香が紗音・嘉音に協力を要請すれば話は別だが)
  • 変装がばれるリスクを犯して、ベアトに扮装したメリットが不明。
  • 「朱志香の死体発見時、」を「朱志香が死体を発見した時」と読むと、朱志香が自分の部屋で戦人をはじめ9人もの人間の前で誰かの死体を発見したことになる(全て赤字)。物語上これに該当する死体は描かれていない。

[編集]エピソード3での犯行容疑への弁護

  • 第1の晩発覚時からずっと従兄弟達と行動している。譲治?や真里亞が死亡してからもずっと戦人と一緒、実行犯には無理がある。
  • 目を負傷した時も赤字で犯行は不可能と明示されているのでやはり殺害犯にはなりえない?

[編集]各話での死亡状況の考察

[編集]エピソード1での死亡状況の考察

  • 第九の晩まで生き残り、玄関ホールでベアトリーチェらしき人物と邂逅した描写がされて場面が暗転。その後、どうなったかはわからない。
  • エンドロールでは遺体は見つからなかったとされるが、「誰の体の部位かも判別つかないような肉片が散乱していた」ことから生存は絶望的とされる。
  • 魔女の棋譜では「第十の晩に、行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招かれました。」とある。
  • TIPS/Charactersの朱志香の項目をExecuteすると、死亡ではなく「行方不明」として扱われている。
    • エンドロールでは「死亡」なのに、TIPSでは「行方不明」なのは、魔女(真犯人or魔女実在派観客)視点と警察視点(遺体が見つからなかった)の違いからか?

[編集]エピソード2での死亡状況の考察

  • 朱志香の部屋にやってきた魔女ベアトリーチェの眷属である煉獄の七姉妹のアスモデウスにより殺される。朱志香を守るべく戦っていた嘉音も煉獄の七姉妹のサタンに殺された上で、死体は魔女の戯れにより部屋から消されてしまう。
  • 以上の不可思議なシーンについてはファンタジー(第二話)に詳しい。これらの描写は幻想に彩られており、人間犯行説の立場からすると本文中のテキストの描写を丸呑みするには抵抗感があることは否めない。朱志香は本当に魔女の眷属に殺されたのか?
  • 生存者たちが死体を発見した時には、密室の状態で、朱志香は背中に杭を刺されて死んでいた。
  • 魔女の棋譜では「第二の晩に、死亡。背中を“アスモデウスの杭”にて貫かれました。」とある。
    • しかし、嘉音の死体が消えていることから、碑文の第二の晩「寄り添う二人を引き裂け」に対応した見立てであることが気づかれることはなかった。見立て殺人としてはかなりおかしい状況と言えるが・・・ そもそも本当にこの殺人は「第二の晩」に見立てられているのか?
  • 朱志香は本当に死んでいたのか?
    • 検死をしたのは南條。出血は目だったものではなかった。「死んだフリ」をしていた可能性はありえる?
    • 死体は実は朱志香ではなく嘉音だったのでは? 嘉音は女性的な体つきをしているから、かつらなどをかぶせばごまかせるかも。---死体はうつぶせに倒れていて、顔をしっかりと確認したのは南條だけ。他の人間は朱志香の死体をしっかりと確認していない様子。南條がグルならごまかしきれる?
  • EP4現在、南條が推測した朱志香の死因(外傷による失血死?)と凶器(杭?)が正しいかどうかは、一切赤字で言及がなされていない。

[編集]エピソード3での死亡状況の考察

  • 本文では描写されていないが、第十の晩に死亡し黄金郷に招かれたとある。
  • TIPSにて全身食いちぎられたとは書かれている。現実的に言うと爆死など?
  • 「人間以外の生命は一切、このゲームに関係がない」と赤字で宣言されているが、殺されてからもこの赤字が有効かは分からない。それこそ狼に喰い千切られたか?
  • 魔女の棋譜では「第十の晩に、行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招かれました。」とある。
  • TIPS/Charactersの朱志香の項目をExecuteすると、死亡ではなく「行方不明」として扱われている。
    • エンドロールでは「死亡」なのに、TIPSでは「行方不明」なのは、魔女(真犯人or魔女実在派観客)視点と警察視点(遺体が見つからなかった)の違いからか?

[編集]エピソード4での死亡状況の考察

  • 10月5日朝6時以降、屋敷2階にある自室で殺されているのを戦人に発見された。遺体の左側頭部が半壊していることから銃殺と推定され、遺体は電話のすぐ脇の壁に寄りかかるような状態だった。
    • 現場に、凶器の銃や当主試験の問題用紙、犯人らしき足跡等は残されていなかった模様。
    • 部屋には鍵がかかっており、戦人は礼拝堂で入手したマスターキーで中に入っている。
    • 部屋の電話の受話器は、外れてぶら下がったままになっていた。
  • 戦人の観察によると、頭部以外外傷はない。
    • そこから戦人は、朱志香が一度頭部に殴られて深い外傷を負って内線電話をかけ、失神か死亡。そして朱志香の生存に気づいた犯人により銃でとどめをさされたと推測。
  • 夜10時40分頃、自室から戦人に電話をかけ、自分はもう死んでおり、戦人が来る頃には頭を半分砕かれた死体になっているだろうことと、譲治も失敗し、恐らく即死だったこと、魔女の眷属に用心すべきことを告げる。
    • 但し、何故「頭を半分砕かれた死体」になると予見できたのかは、現在のところ不明。
    • 「朱志香の後に東屋に行った譲治が先に殺された」ことがどうして分かったのかも不明。
      • 「朱志香の部屋からは薔薇庭園が見えても、東屋は屋根程度しか見えない」とのこと。
  • 本編テキストによると、10月4日の夜11時15分頃、自室に呼び出されて、ロノウェによる次期当主のテスト(誰かを救うために、自分・愛する人・その2人以外の全員のどの命を犠牲にするか)を受ける。隙を見てロノウェに反撃し、一時は追い詰めるも、ガァプの策略(落とし穴による瞬間移動)により譲治の踵落としを頭部にまともに喰らい、東屋付近で死亡。その後遺体は自室に送り返され、ロノウェに3分間だけ蘇生させてもらい、戦人に内線電話をかけた後で事切れたことになっている。描写を信じるなら8番目の犠牲者。
    • 殺害シーンの幻想描写は、「何故譲治の服が血塗れで、朱志香が自分の死を予見し、譲治の敗北を知っていたか」を説明するために、魔女側が考え出した主張と捕らえることが可能。



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