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犯人考察/右代宮真里亞

このページでは右代宮真里亞が犯人である可能性について考察します。
他作品の内容を考察の材料にもちこむときは、他作の致命的なネタバレになるような記述については伏字を使うことを推奨します。


[編集]右代宮 真里亞 (うしろみや まりあ) 

[編集]プロフィール


[編集]不審な点

[編集]全話共通の不審点

  • 島で発生する凄惨な連続殺人事件に対して全く驚愕もせず、恐怖する様子もない。
    • 魔女を妄信するあまり「碑文の通りに儀式がすすめば最期は皆が生き返る」と信じ込んでいる?
    • それとも、事件の「犯人」と通じていて、自分は殺されないことを知っている?
    • EP4より、さくたろを失い現世で楽しい事が無くなってしまったので、蘇った魔女の手により、何のしがらみもなく全てが満ち足りた黄金郷に行く事を単に切望していただけ?
  • あからさまに二重人格っぽい。これは本当に解離性同一性障害をわずらっている? それとも譲治が言うように「特別な自分を演じたがっている女の子らしいお遊び」なだけなのか?
  • なぜあんなにオカルトに詳しいのか? 9歳にしては驚くべき知識量。真里亞が魔女マニアであることを母親の楼座は望んでないから、生活の中であんな専門的な知識を入手するのは困難と思われるが・・・
    • 真里亞自身の言葉によれば、毎年六軒島で、誰にも見られていない時間帯にベアトリーチェに会って魔法を習っているという。仮にそれが真実としても年に数日もない六軒島での滞在の、さらに数時間にも満たないであろうベアトリーチェとの邂逅で、あんなに専門的なオカルト知識は得られないのでは?
    • 前作「ひぐらしのなく頃に」の「古手梨花」の様に「記憶継承」や「上部構造から俯瞰」が可能なら、知能面は誰よりもしたたかになれるし、残酷にもなれるのではないか。さらに、真里亞が梨花のようにループを繰り返していたなら、知識は100歳を生きる賢者並に蓄積できるためオカルト知識に詳しいことも説明がつくし、"次の世界"で生き返れるため「死」を恐れない態度に納得もいく。また、もしも真里亞がそのような存在なのならば、梨花が羽入を知覚できたように、真里亞もベアトリーチェという存在の知覚も可能なのかもしれない
  • EP3までは、ベアトリーチェの最初の手紙を受け取り、晩餐の席上で読み上げている。また、出題編では必ず薔薇庭園でベアトリーチェ(EP4では金蔵)から傘を借りた人物とされている。
  • ep4まででは杭で殺された事が無い。これは楼座と下位戦人(上位戦人は七姉妹によって度々「壊されて」いる)にも共通している。
  • 同じくep4までの時点で、耕した、あるいは高威力の銃によると思われる「ぐちゃぐちゃになった死体」が一度も出てきていない。
    • これは戦人と譲治にも共通している
  • つまり各人の死因は「杭、単銃創系」と「ぐちゃぐちゃ系」と「その他」に大別できるが、真里亞は「その他」でしか死んでおらず、これは全登場人物で真里亞ただ一人に当てはまる特徴である
  • どんなことでも魔女の仕業だと曲解する癖があると判明、発言はすべてノイズとして切り捨ててかまわない。

[編集]エピソード1での不審点

  • 薔薇庭園のときに戦人から「どうした?」と聞かれているのに、なぜ、「譲治お兄ちゃん、この薔薇だけ変…」と言ったのか?普通なら以下の通りになるはずだ
    戦人「どうした、真里亞?」
    真里亞「うー、戦人。この薔薇だけ変…」
    戦人「そうだなぁ…」
    譲治「どうしたんだい?」
    真里亞「譲治お兄ちゃん、この薔薇だけ変なの…」(以下略)
  • 風で飛んでしまうかもしれない薔薇を見に行ったときだが、自分でも「忘れっぽい」と言う真里亞がなぜ薔薇のあったところをちゃんと覚えていたのだろうか?
  • 手紙に書いてあることだが、九歳の真里亞に難しい漢字が読めたのだろうか?自分で書いたなら説明はつくが…
  • 第一の手紙を受け取っている。第三の手紙を置くことも出来た。
  • 他に、知り得ない筈の6人の死因を知っていたり、怪しいところが多い。
  • 南條、源次、熊沢殺しのとき、惨劇が真後ろで起こっていたのに無事で済むのか?
  • 夏妃の死亡直後、真里亞は『時間切れ』を告げた。 この時間制限を知っていた理由は、事前に共犯者から説明を受けていたから? 
  • 「台風が過ぎ去るまでには全て終わらせる」とベアトリーチェから聞いた、と主張するシーンもある。

[編集]エピソード2での不審点

  • 疑心暗鬼になりかけた戦人に、「真里亞と一緒にいれば大丈夫。真里亞はちっちゃくても魔女だもん。」と慰めるシーン。自分のすぐ近くでは惨劇は起きないことを知っていた?

[編集]エピソード3での不審点

  • 薔薇を見たいと泣くシーンと、見れば大人しくするというシーンの真里亞の態度に大きなギャップ。
    • 誰かに「あの薔薇はどうなったんだろうね」「ママと見に行かないとベアトリーチェに怒られちゃうよね」と囁きかけられた末の行動?

[編集]犯行動機

[編集]全話共通で考えられる犯行動機

  • あからさまに二重人格っぽい真里亞。「きひひ」モードになると殺人狂の性格になるとか?
    • 二重人格の片方=「ベアトリーチェ」? 真里亞が自分をベアトリーチェと思い込んで手紙を出し惨劇を犯した?
  • 魔女を蘇らせる儀式のために殺人を侵した? 真里亞は「魔女は死人を生き返らせることもできる」「碑文の儀式が完成すれば黄金郷でみんなが幸せになれる」と信じ込んでいるので、殺人への躊躇はなさそう
  • 精神病や知能障害、極度の被害妄想によるもの?
  • 楼座に暴力を振るわれたことに対する復讐

[編集]エピソード1で考えられる犯行動機

[編集]エピソード2で考えられる犯行動機

[編集]エピソード3で考えられる犯行動機


[編集]犯行手段

[編集]全話共通で可能な犯行手段

  • 殺害の実行犯としては非力だろうが、メッセンジャーとしてベアトリーチェの手紙を読み上げ、兄弟間の絆に楔を打つことは可能。

[編集]エピソード1で可能な犯行手段

[編集]エピソード2で可能な犯行手段

[編集]エピソード3で可能な犯行手段


[編集]犯人ではない可能性

[編集]全話に共通する犯行容疑への弁護

  • 彼女は9歳。腕力が強いとは思えない。あんな装飾めいた見立て殺人の数々を行うことは不可能ではないか?
    • 彼女を犯人として考慮する場合には、共犯(殺害行為の実行者)の存在有無とその正体についても検討する必要がある。
  • 不審な行動は犯人だからというより家庭環境では
    • EP2によると、ストレスの多い母子家庭のせいか楼座はしつけで厳しすぎることがある。真里亞はそれを悪い魔女に取り憑かれただけと許している。悪いことを魔女のせいにするのは真里亞の持論であって不審なことではない。
    • 急に知的かつ不敵になるのも二重人格ではなく家庭環境からみるべき。母親を恐れて普段は年相応のいい子にしているだけでは。真里亞からすると悪いことを魔女のせいとしないで家族を疑う戦人は、許せない存在なのだろう。
      • 言動が急変するのは、自分の得意分野(魔法関連)の話ができそうな時、知識があるので自信満々になり、饒舌になっているだけのこと?
    • EP3によると楼座もまたかつて魔女ベアトリーチェに憧れていた。真里亞の魔女知識は本来楼座が収集していた資料によるのではないか。楼座としては娘が自分と同じ辛い道を歩むことは望んでいないので、苦々しい態度で接するのであろう。
    • 9歳という年齢からしても、最後は魔法ですべて元通りになると考えているのは子供としてむしろ自然。真里亞としては自分が好きな魔女の話は信じてほしいし、喧嘩はして欲しくないし、何か辛そうなら慰めてあげたいし(「大丈夫、黄金郷で会えるよ」)、人の死なんて魔法でなかったことにできると思っている。つまり年相応の子供の発想で考えているにすぎない。

[編集]エピソード1での犯行容疑への弁護

  • 少なくとも倉庫に連れ込んで顔を耕す行為は、9歳の真里亞には厳しい?

[編集]エピソード2での犯行容疑への弁護

  • 相手を眠らせたとしても、開腹して中身を撒き散らし、なおかつお菓子をぶちまける行動は、真里亞一人では時間がかかりすぎる。(複数の共犯者がいれば話は別)

[編集]エピソード3での犯行容疑への弁護

  • 5日の昼頃に遺体で発見されて以後の殺人は不可。

[編集]各話での死亡状況の考察

[編集]エピソード1での死亡状況の考察

  • 第九の晩まで生き残り、玄関ホールでベアトリーチェらしき人物と邂逅した描写がされて場面が暗転。その後、どうなったかはわからない。
  • エンドロールでは、警察が真里亞の顎の骨を発見したとかかれている。これが本当なら彼女は10月6日になった状態では確実に死んでいる。
    • 顎の骨が真里亞のものと確定された理由は歯科の治療記録によるらしい。しかし、前作「ひぐらしのなく頃に」では、鷹野三四が歯科の治療記録を改ざんすることで、自分の死を偽装したという例もある
  • 魔女の棋譜では「第十の晩に、行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招かれました。」とある。
  • TIPS/Charactersの真里亞の項目をExecuteすると、死亡ではなく「行方不明」として扱われている。
    • エンドロールでは「死亡」なのに、TIPSでは「行方不明」なのは、魔女(真犯人or魔女実在派観客)視点と警察視点(遺体が見つからなかった)の違いからか?

[編集]エピソード2での死亡状況の考察

  • 第九の晩まで生き残るも、薔薇庭園で山羊の家具たちに追い詰められ、楼座とともに必死に逃亡を試みている描写がされて場面が暗転。その後、どうなったかはわからない。
  • 魔女の棋譜では「第十の晩に、行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招かれました。」とある。
  • TIPS/Charactersの真里亞の項目をExecuteすると、死亡ではなく「行方不明」として扱われている。
    • エンドロールでは「死亡」なのに、TIPSでは「行方不明」なのは、魔女(真犯人or魔女実在派観客)視点と警察視点(遺体が見つからなかった)の違いからか?

[編集]エピソード3での死亡状況の考察

  • 5日の昼頃に、楼座と共に薔薇庭園中央で殺されているのを発見された。死因は素手による絞殺。遺体はその後楼座と共に客室の一部屋に安置された。
  • 魔女の棋譜では「第二の晩に、死亡。新しき魔女のための生贄に捧げられました。」とある。
  • TIPSによると「状況的に考え、楼座の次に殺されたと考えるのが妥当だろう。そして彼女の血は、魔女宣誓書への赤きインク。」とある。
    • 殺害順番はTIPS筆者の事実誤認か?
    • 最後の一文は、真里亞の死が「新しい魔女」を生み出したことの暗喩か?
  • TIPS/CHARACTERのEXECUTE後の傷跡表示を信用するならば、真里亞は後ろから手で首を絞められたことになる。(指4本の手形が正面に残っていることから)
    • だとすると、楼座以外でも、真里亞が薔薇を見ている間に後ろから絞殺できたことになる。
    • 表示を見る限り太い指ではないが、素手で絞め殺せたので握力は割とある方と思われる。
    • ちなみに右手の親指が下になるように組んで指で絞めている。右利きか?

[編集]エピソード4での死亡状況の考察

  • 10月5日の午前0時過ぎ、屋敷本館の食堂で夏妃・絵羽・秀吉・留弗夫・楼座・源次とともに殺されているのを戦人により発見された。目立った外傷がなく、口元から泡を吐きだしたような痕跡があったことから、戦人は毒殺と推定。
  • テキスト描写によると、楼座の脇に並んで、お腹の上で両手を組んで横たわっていたとのこと。着衣に乱れはなかった様子。
  • 金蔵の試験に合格した、と幻想シーンで金蔵が喜ぶ描写がされているが、真里亞はそのシーンに登場しない。
  • 午後11時47分頃に呼び出されているので、15分程度の短い間に毒を飲んだと思われる。
  • 正確な死亡順・死亡時刻はEP4時点では不明。



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