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隠し子一家

ここは、右代宮家当主の隠し子一家についての記述ページです。


注意!! 作品のネタバレを多く含んでいます!!


スカイブルーの文章は推理や考察をあらわしています。他作品(ひぐらし等)のネタバレになる記述は、伏字推奨。


※名前横の記号について
:公式ページで紹介されている18人の主要キャラクター
:上記の18人以外で、1986年10月4日から5日の間の物語に登場したことがあるキャラクター
:片翼の鷲を身に纏う者
:1986年10月4日時点で既に死亡しているとされる人物

[編集]隠し子一家

[編集]ベアトリーチェ

  • 金蔵と初代ベアトリーチェの第一子、長女。序列無し。
    • CS版では初代は潜水艦到着時点で懐妊済みであり、このベアトリーチェに金蔵の血は入っていない。これが規制なのか黄色人種と白色人種の交配第一世代では決して金髪碧眼にならないことを考慮したものかは不明。このベアトリーチェは幻想、変装の類無しで肖像画そっくり(≒金髪碧眼)である必要性が高いため、規制ではなく矛盾点として直された可能性がある。いずれにしろ原作でもCS版でも赤字ではない。
  • EP3にて、六軒島の森の奥に「九羽鳥庵」という隠れ屋敷があって、そこに「ベアトリーチェ」という娘が金蔵によって囲われていたことが明らかになった。
    • この「ベアトリーチェ」は物心ついたときから金蔵に「黄金の魔女ベアトリーチェ」として九羽鳥庵で育てられたらしい。しかし、彼女自体は魔法も何も使えなく、「自分は本当は何者なのか。魔女なのではないのではないか」というアイデンティティに悩んでいた。
    • 1967年、九羽鳥庵に迷い込んだ腹違いの妹楼座により、外の世界の存在を教えられ九羽鳥庵からの脱出を決意。楼座につれられて森を抜けようとした道程で誤って海岸沿いの崖から転落して死亡。楼座は恐ろしくなって死体をおいたまま逃亡し、そのことは誰にも話さないままでいた。
      • EP7で源次に相談し、源次が事後処理をしたことが判明。
    • 九羽鳥庵の存在を知る者は川畑船長の話によると、源次、熊沢、南條、高齢の使用人数人、物資を運んでいた船乗りのみである(EP4)
      • 「九羽鳥庵のベアトリーチェ」が実在したことと、1967年に転落死したことはep3にて赤字で明記されている。
    • 黄金の魔女ベアトリーチェが言うには、自分が金蔵に召喚された後、金蔵によって島に閉じ込められ、逃げるために肉体を棄てて魂だけになった。しかし再び金蔵につかまり、新たな肉体の檻に閉じ込められた。それがこの「九羽鳥庵のベアトリーチェ」だったという。しかし閉じ込められてる間は記憶と魔力を失い、魔女としての自覚がなかったのだと言う。
      • EP7で判明した魔女が出した事実と照らし合わせると、ビーチェが金蔵に手籠めにされ金蔵の子を出産したことに絶望して自殺したともとれる。
    • 転落死の後、魂だけの存在となり魔女としての記憶を取り戻し、長い時間をかけて肉体を再構築して今に至るという。
      つまり、魔女側の主張としては、六軒島の魔女と黄金の魔女と「九羽鳥庵のベアトリーチェ」は全て同一人物ということである。
      • EP7で「九羽鳥庵のベアトリーチェ」は母親だと判明。

[編集]ヤス

  • 金蔵の子にして金蔵の孫。母親は二代目ベアトリーチェ(九羽鳥庵ベアト)。序列無し。
    • 漫画ep7においてヤスの容貌がある程度かかれている。顔そのものは常に影が入っているが、ウェーブのかかったロングヘアで髪にトーンやベタはない事が見て取れる。少なくともこれで日常生活において男性扱いだったと見るのは不可能であろう。
      • 根強いヤス=幾子説もかなり厳しい。特に島から脱出して18が目覚めるまでに(紗音嘉音ベアトいずれの容姿ともかけ離れた)黒髪ストレートロングにするのは極めて困難と思われる。
      • 純日本人であるはずの朱志香が金髪である時点で髪色や髪質の差など大した問題にはならないのでは。幾子説に関わらず容姿がヒントとなることを避けるために、語り手であるクレルの姿をとったものとも考えられる。
      • ヤス=幾子説は戸籍や住居等どうしてるのかが謎。事件後に用意なんて絶対無理だし、死ぬ気だったヤスが事前にそんな新しい人生始める用意をしておく理由がない。
  • 戸籍上の名前は「安田紗代」または「安田嘉哉」であると思われる。『うみねこのなく頃に 最初で最後の贈りもの』内の作者解説では「安田紗代」と呼ばれている。
  • 紗音とともに福音の家からやってきた使用人。しかしその実態は右代宮家の「真の当主」。そして碑文による儀式殺人劇の黒幕である「魔女ベアトリーチェ」を創造した人物。
    • 19年前に死んだと思われていた「右代宮理御」は実は源次により助けられ、金蔵にも秘密で福音の家で育てられた。これが「ヤス」である。
    • ヤスは自身の出生については碑文の謎を解くまでは知らなかった。
  • 性別不明。使用人名不明。外見も不明。「ヤス」は本名の一部(姓の安田)からつけられたあだ名。ただし、出生から考えれば安田姓も偽名ということになる。
    • 「ヤス」というのは使用人仲間でのみ通じるあだ名だが、ヤスにとっては祝福された音の名前を使われないことには劣等感を持っている。
    • EP7ではヤスの一人称テキストが多様されるが、ヤスが本当はどんな姿をしているかは不明のまま。
    • その一人称テキストには紗音がいるのに「同期は私だけに」や「私が一番先輩に」や、紗音も学校に通っていたはずなのに「私だけ特別扱い」等つじつまの合わない点が多い
  • 未就学年齢(小学校入学前)の時点で使用人としてやってきた。学業とともに使用人の仕事もこなし、朱志香とは学友でもある。
    • このことは右代宮家でも異例のことで、夏妃や他の先輩使用人たちはヤスのことをいぶかしんだこともある
    • これは、源次が「金蔵とベアトリーチェの血を引く子をどういう形でもいいから右代宮家に迎え入れてあげたい」と考えたゆえのはからいである。
  • いつもボーッとしていて集中力を欠き、物をよくなくすために使用人仲間からは見下されている
    • 熊沢から教わった「クモの糸のおまじない」と「家を決めるおまじない」によって克服する。これは紗音にも近いエピソードがある
    • ヤス自身は自分のせいではなく、「魔女ベアトリーチェ」の悪戯によりモノを隠されたためと信じている。
  • 紗音に憧れており、彼女のような「皆に愛される使用人」になりたいと願っている。
    • EP7ではヤスと紗音との関係はイマジナリー・フレンドか交代人格のように描かれている。つまり、紗音とヤスは肉体を同一にする別の人格である可能性が高い
  • 心の眼によって「この世ならざるものを見る力」を持つ。これによって、熊沢が若い使用人相手に面白がって広めた怪談「屋敷の夜にいたずらをする魔女ベアトリーチェ」を"発見"した。後に友人となる。
    • この力は福音の家の園長先生の教え「世界のあらゆるものには神や聖霊のめぐみがあり、それは目で見るのではなく心で感じることができる」から発展したもの。
    • EP7の文脈だと、この力については本当にオカルトな力であるともとれるが、「旺盛な想像力によって、存在しない友人(イマジナリー・フレンド)を作り出すことができる力」という解釈も可能。
  • "発見”されたベアトリーチェの持論「密室での出来事は魔法と同じ」というのに触発されてミステリー小説のマニアになる。
    • お気に入りはアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」
  • 時がたつにつれ自分も魔女になることに憧れるようになり、自身の宇宙を「更新」し、ヤスは魔女ベアトリーチェという存在と同一化する。"発見"されたベアトリーチェはガァプへと設定が更新された。
    • それと同時に紗音はヤスとは切り離され、ヤスのことを忘れ去ってしまった。
  • ヤスがベアトリーチェになってからの詳細は「ベアトリーチェ」の解説を参照。
  • 犯人はヤス

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