産経・FNN合同世論調査

「民維新党」54%が否定的 初登場おおさか維新は維新の4倍の支持、明暗クッキリ

 産経新聞社とFNNが12、13両日に行った合同世論調査で、民主、維新両党が解党した上で「新党を作るべきだと思うか」を尋ねたところ、「思わない」が54.7%で、「思う」の29.1%を大幅に上回った。両党は来年1月4日召集の通常国会に統一会派を結成して臨むが、新党への期待は膨らんでいないようだ。

 支持層別にみると、新党結成の支持は民主党で45.7%、維新が54.5%で、いずれも新党に否定的な回答を上回った。ただ、両党の支持基盤は危うい。民主党の支持率は前回の10月調査と比べ1.8ポイント減の9.4%で、8月の調査以来、再び1ケタ台に転落した。

 維新に至っては1.1%で、今回初めて世論調査の対象となったおおさか維新の会の4.4%と明暗が分かれた。維新は1月の調査で7.6%もあったが、党創業者の橋下徹大阪市長らが離れたことで存在感を失い、今回は社民党(0.9%)並みとなった。

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