B’z楽曲放送再び 岡山・津山市庁舎内で始まる

 津山市は21日、市民栄誉賞受賞者で、同市出身の稲葉浩志さんがボーカルを務める人気ロックバンド「B,z」の楽曲放送を、デビュー30年目にあたる同日に合わせ、同市庁舎内で始めた。来年3月末日まで。

 この日は、デビュー曲の「だからその手を離して」が、始業前に流され、稲葉さんの高く澄んだ歌声が、朝の静かな庁舎内を包んだ。

 庁舎内放送は、7月22日に同市の津山文化センターで開催されたB,zの凱旋(がいせん)公演に向け、6月から公演前日までにも実施。県内外から問い合わせの電話があるなど反響が大きく、「またしてほしい」などの声を受け、デビュー30年目に合わせて再度、放送を決めたという。

 B,z凱旋公演では、全国から約5千人のファンらが来津するなど盛況を見せ市秘書広報室は「市民が一体となって歓迎ができた。この機運で、来年デビュー30周年を市民と一緒に祝いたい」と話した。

 楽曲放送は、昼休みの時間帯が基本だが、現在10月に開幕する津山国際総合音楽祭の楽曲を放送しているため当面、始業前(午前8時20分頃)と終業後(午後5時20分頃)に放送する。

会員限定記事会員サービス詳細