KYOHEI(キョウヘイ、1981年11月29日 - )は、日本男性シンガーソングライターギタリスト作詞家作曲家編曲家音楽プロデューサー音楽ディレクター音楽監督俳優。本名非公表。Honey L Daysのメンバー。Roudz、DIAMOND☆DOGSの元メンバー。神奈川県川崎市出身。血液型はB型。

KYOHEI
別名 Jack's Law(一部の音楽監督作品でのクレジット表記)
生誕 (1981-11-29) 1981年11月29日(42歳)
出身地 日本の旗 日本神奈川県川崎市
学歴 早稲田大学創造理工学部建築学科卒業
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 2003年 -
共同作業者
公式サイト Honey L Days OFFICIAL WEBSITE

略歴 編集

早稲田大学創造理工学部建築学科に在学中よりインディーズロックバンド・Roudzのメンバーとして活動。ギターボーカルを担当していた[1]。同校卒業後の2003年にDIAMOND☆DOGSに加入し舞台俳優として芸能界入りを果たした[注 1]。同年に同グループのメンバーであるMITSUAKIと出会いロックデュオHoney L Daysを結成する。ボーカルとギターに加え、プログラミング作詞作曲編曲サウンドプロデュースディレクションを担当している。2008年9月3日にavex traxより1stシングル「Go⇒Way/Center of the World」でメジャーデビューを果たした[2]。また、並行して舞台での音楽監督を担当したり俳優としても継続して出演している。

普段はスマートフォンなどに録音したメロディのアイデアを持ち帰って、自宅でDAWを駆使してデモを制作する場合が多い。楽曲制作の際はギターを用いることが多いが、一辺倒になることはなくピアノDTMによるリズム打ち込みを用いることもあるという。モニタースピーカーFostex製の「NF-01A」を、ヘッドホンソニー製の「MDR-CD900ST」とベイヤーダイナミック製の「DT770」を、DAWはAbleton Liveを日本で初版が発売された2001年から愛用しており、同年よりDTM制作を始めたと語っている。DTMではソフトシンセの音源は一切使用せず一から打ち込んでおり、自宅のプライベートスタジオでは2台のPCネットワークで接続し音源の再生とDAWの動作で使用用途を使い分けている。完成されたデモドラムベース、ピアノやギターといった生楽器によるバンドサウンドが多いという[3]

Honey L Daysにおいて最初からハモを意識して制作された楽曲は数少ないといい、それを考慮して制作した楽曲の一例としては「君のフレーズ」を挙げている[3]

作品 編集

音楽監督作品 編集

映画
公開日 作品タイトル 配給 主演俳優女優名 担当
2008年10月4日 僕らの方程式 バイオタイド 中村優一 音楽
2014年4月5日 俺たちの明日 ティ・ジョイ 眞木大輔
2018年10月12日 覚悟はいいかそこの女子。 東映 中川大志
2021年6月4日 胸が鳴るのは君のせい 浮所飛貴
舞台
上演日 作品タイトル 上演会場 主演俳優女優名 担当 (※はJack's Low名義)
2008年10月23日 - 11月2日 斜塔〜シャトウ〜 新国立劇場・小劇場 The Pit 新木宏典 音楽
2009年9月1日 - 9月13日 Love Musical 赤坂RED/THEATER 末吉秀太
2010年1月23日 - 1月31日 KING OF THE BLUE ル テアトル銀座 by PARCO 泉見洋平鈴木亜美 音楽・作詞
2011年4月7日 - 4月17日 陰陽師〜Light and Shadow〜 新国立劇場・中劇場 Playhouse 泉見洋平 音楽
2012年2月29日 - 3月11日 レシピエント 紀伊國屋ホール 加藤和樹
2013年8月1日 - 9月1日 タンブリング vol.4 TBS赤坂ACTシアター 中尾明慶
シアターBRAVA!
2014年6月7日 - 7月21日 タンブリング FINAL KAAT神奈川芸術劇場 松下優也
シアターBRAVA!
TBS赤坂ACTシアター
2014年11月7日 - 11月16日 SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記- KAAT神奈川芸術劇場 泉見洋平
梅田芸術劇場・シアター・ドラマシティ
2018年11月18日 - 11月25日 鉄コン筋クリート 天王洲 銀河劇場 若月佑美 音楽※
2019年6月21日 - 7月7日 魍魎の匣 天王洲 銀河劇場 橘ケンチ
AiiA 2.5 Theater Kobe
2021年4月11日 - 6月27日[注 2] 舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-[4] IHIステージアラウンド東京 鈴木拡樹 共同音楽
2021年6月27日 - 6月30日 Color of Theater「ROSSO」 TBS赤坂ACTシアター 七海ひろき 音楽
2023年2月4日 - 2月19日 舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語 TOKYO DOME CITY HALL 共同音楽
オリックス劇場
2023年3月2日 - 3月21日 特殊ミステリー歌劇『心霊探偵八雲』-思考のバイアス-[5][6] Mixalive TOKYO Theater Mixa 後藤大笹森裕貴 音楽
2023年8月4日 - 8月6日 舞台『刀剣乱舞』七周年感謝祭 -夢語刀宴會-[7] 幕張メッセ・イベントホール 鈴木拡樹 共同音楽
2023年10月7日 - 11月12日 舞台『刀剣乱舞』山姥切国広 単独行 -日本刀史- 天王洲 銀河劇場 荒牧慶彦
京都劇場
キャナルシティ劇場
2024年2月21日 - 3月3日 特殊ミステリー歌劇『心霊探偵八雲』-呪いの解法-[8] 品川プリンスホテル・クラブeX 後藤大、笹森裕貴 音楽

提供楽曲 編集

歌いもの
アーティスト名 楽曲 担当
脇菜々香 ホントの自分 作詞・作曲・編曲
メンタメ・オールスターズ 笑顔のために 作曲
劇伴
作品名 楽曲 担当
舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣- オリジナル・サウンドトラック 二悶着 -futamonchaku- 作曲・編曲
四勇士 -yonyuushi-
分岐点 -bunkiten-
湖月心尼 -kogetsushinni-
幽囚塵 -yuushuujin-
出合頭 -deaigashira-
朱槍語 -shuyarikatari-
野墓標 -nobohyou-
帰属性 -kizokusei-
无物語 -nakimonogatari-
真夏雪 -manatsuyuki-
真田十勇士 -sanadajuuyuushi-
心断者 -kokorotatsumono-
舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花 オリジナル・サウンドトラック 花花爛漫
慶長熊本

出演 編集

映画
公開日 タイトル 配給会社 役名
2003年 キル・鬼ごっこ ベンテンエンタテインメント シュンタ
2008年10月4日 僕らの方程式 バイオタイド 車田哲弥
舞台
上演日 タイトル 上演会場 役名
2013年6月13日 - 6月14日 朗読劇 私の頭の中の消しゴム 5th Letter 天王洲 銀河劇場 浩介
2016年9月30日 - 11月16日 バイオハザード〜ヴォイス・オブ・ガイア〜 TBS赤坂ACTシアター マルコ
梅田芸術劇場・メインホール

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 同グループでの明確な脱退時期は不明。
  2. ^ 内、4月28日から5月11日は新型コロナウイルス感染症による日本国政府からの緊急事態宣言発令に伴い中止。

出典 編集

外部リンク 編集