D.T.R

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D.T.R
別名 DIRTY TRASHROAD
Dirty Trash Road
Death To Rive
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
ハードロック
ヘヴィメタル
活動期間 1994年 - 1996年
2006年 - 2009年
レーベル Polydor
(1994 - 1996)
インディーズ
(2006 - 2009)
事務所 TAOコーポレーション
メンバー 竹内光雄(ボーカル)
藤本泰司(ギター)
黒田朋幸(ギター)
沢田泰司(ベース)
清水賢治(キーボード)
高橋ロジャー和久(ドラム)
旧メンバー ichiro(ギター(サポート))
小森茂生(キーボード(サポート))
岡部俊彦(ドラム(サポート))

D.T.R(ディー・ティー・アール)は、日本ハードロックバンド。ロックベーシストの沢田泰司(元X、元LOUDNESS)を中心に結成、活動した。旧名「DIRTY TRASHROAD(ダーティ・トラッシュロード)」。1996年に活動停止。2006年に再始動。また、新D.T.Rである「Death To Rive」についてもこの項で解説する。

来歴[編集]

  • 1993年11月、沢田泰司がLOUDNESS脱退[1]。この頃より沢田泰司のソロプロジェクトとして動き始める。
  • 1994年4月、D.T.Rの発表が沢田個人のファンクラブ「ガソリン・カウボーイ」の会員にハガキで届く。この時のメンバーは、沢田泰司、竹内光雄、藤本泰司、岡部俊彦、ichiro(サポート)、小森茂生(サポート)。
  • 1994年8月、黒田朋幸が正式メンバーになる。
  • 1995年7月4日、キーボードの清水賢治が正式メンバーに決定。
  • 1996年4月、竹内光雄が突然の脱退。公に発表されたのは5月、その後沢田の家庭問題も発生し「D.T.R」事実上の活動停止。
  • 2006年、D.T.R活動再開。同時にサポートメンバーであった高橋ロジャー和久が正式加入。
  • 2009年11月、解散。同名の新バンドを沢田、黒田での結成発表。沢田、黒田以外のメンバーの募集を開始[2]
  • 2011年7月、沢田が死去。新D.T.Rの今後の活動については公式発表はない。
  • 2012年7月17日、沢田の一周忌イベント「Dear TAIJI Forever 〜ありがとう たーちゃん〜」に参加。

メンバー[編集]

旧D.T.R(Dirty Trash Road)最終メンバー[編集]

1964年10月1日生まれ。群馬県太田市出身で血液型O型。
2ndアルバムから1996年D.T.R活動休止までの間は「沢田大司」と名義されている。
1971年10月19日生まれ。神奈川県横浜市出身で血液型O型。
1968年9月11日生まれ。大阪府豊中市出身。
L'Arc-en-cielの元サポートキーボーディスト。

旧D.T.R過去サポートメンバー[編集]

LIVE「Dear TAIJI Forever」メンバー[編集]

  • ボーカル、竹内光雄
  • ギター、藤本泰司
  • ギター、ichiro
  • ベース、黒田朋幸
  • キーボード、清水賢治
  • ドラム、高橋ロジャー和久(前半5曲)
  • ドラム、岡部俊彦(後半3曲)

2017.7.22「Direct Toward Revival」メンバー[編集]

  • ボーカル、竹内光雄
  • ギター、藤本泰司
  • ギター、黒田朋幸
  • ベース、瀧田イサム
  • キーボード、清水賢治
  • ドラム、高橋ロジャー和久

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

発売日 タイトル 収録曲 レーベル
品番
1st 1994/07/01 DIRTY TRASHROAD
(ダーティ・トラッシュロード)
  1. CIRCLE OF NATIONS
  2. SHAKE MORE
  3. I DO
  4. CYBERNETIC CRIME
  5. EMPTY ROOM
  6. SO WHAT
  7. DIRTY WINNER
  8. SIDE BY SIDE
  9. BE FREE
  10. DUEL BEAST
  11. APOCALYPSE (Revolution Stone)

    初回特典 D.T.Rシール封入
Polydor
POCH-1337
1stミニ 1994/07/01 DIRTY TRASHROAD〜Acoustic
完全限定盤
(ダーティ・トラッシュロード〜アコースティック)
  1. Circle Of Nations
  2. Empty Room [日本語ヴァージョン]
  3. Running With The Wind
  4. First Small Song
  5. Towards Red Earth
  6. Voiceless
  7. Remind
Polydor
POCH-1340
2nd 1995/05/25 DARING TRIBAL ROAR
(デアリング・トライバル・ロアー)
  1. BORDER LINE
  2. I BELIEVE…
  3. KILL TRAP
  4. ALL PHENOMENA'S REALITY
  5. ODIC FORCE TAKE-1
  6. ON THE ROAD
  7. DESERT RIVER
  8. CHAIN<絆>
  9. UNDERTAKER
  10. KALEIDSCOPE -MAGICAL SENSE DOORS-
  11. VOICES FROM THE DEAD 〜誰が為に〜
Polydor
POCH-1493

ベスト・アルバム[編集]

発売日 タイトル 収録曲 レーベル
品番
1 1996/08/01 DRIVE TO REVOLUTION
(ドライブ・トゥ・レボリューション)
  1. CIRCLE OF NATIONS (Remix)
  2. APOCALYPSE〜REVOLUTION STONE〜 (1st Album Version)
  3. ALL PHENOMENA'S REALITY (Remix)
  4. KILL TRAP (Remix)
  5. BE FREE (1st Album Version)
  6. CHAIN<絆> (Remix)
  7. DESERT RIVER (2nd Album Version)
  8. CYBERNETIC CRIME (Live Version)
  9. SO WHAT (Live Version)
  10. VOICE FROM THE DEAD〜誰が為に〜 (Remix)
  11. CIRCLE OF NATIONS〜Reprise〜
Polydor
POCH-1583

シングル[編集]

発売日 タイトル 収録曲 レーベル
品番
1 1995/05/25 CHAIN<絆>/I BELIEVE...
(チェイン<絆>/アイ ビリーヴ…)
  1. CHAIN<絆>
  2. I BELIEVE…
  3. CYBERNETIC CRIME (Japanese Version)

    ディスクは8cmCDでMaxiシングルケース仕様
Polydor
PODH-1256
2 2007/08/19 WISDOM/LUCIFER
  1. WISDOM
  2. LUCIFER
インディーズ
渋谷O-WEST会場発売

VHSビデオ[編集]

発売日 タイトル 収録曲 レーベル
品番
1 1994/11/26 DRIVE TO REVOLUTION
(ドライブ・トゥ・レボリューション)
  1. DUEL BEAST
  2. SHAKE MORE
  3. CYBERNETIC CRIME
  4. SIDE BY SIDE
  5. EMPTY ROOM
  6. SO WHAT
  7. DIRTY WINNER
  8. BE FREE
  9. APOCALYPSE (Revolution Stone)
Polydor
POVH-1044

写真集[編集]

解散[編集]

  • 2007年を最後にlive活動、CDリリース、公式サイト更新が行われておらず事実上の活動再停止状態となっていたが、2009年11月に沢田によって解散が発表された。同時に、沢田と黒田によって同名の新バンド「D.T.R」を結成する事が発表された。尚、新D.T.Rは「Death To Rive」の略であるとしている。
  • 解散の理由については、原因のひとつに音楽性の違いがあるが、もうひとつに“沢田がデザインしたグッズをスタッフが勝手に販売し、利益を還元せずに私物化している”ことによる精神的ダメージがある。沢田は自身のブログで「D.T.Rのグッズや曲など、一円たりともメンバーには入らずに、(スタッフの)私腹を肥やすためへの人柱だったのかと思うと、涙さえ出てくる。何度も語ったあの熱い想いは、その彼女たちの行った行動によって裏切りと帆脳に火を注ぎ、情熱という炎に水を差した。たとえ皆が購入してくれても、それによって彼女らが得るお金は、一円たりともD.T.Rには還元されません。ましてやそのロゴやデザインは僕のものであります。彼女らが行っている行為は犯罪です」とコメントしており[3]、沢田は法的手段に出ることを明かし、ファンにグッズを買わないように呼びかけている。

新D.T.R(Death to Rive)メンバー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ この年のLOUDNESSは活動が完全に停滞しており、ほぼ解散状態に等しかった。そのためD.T.Rの結成に沢田は動き、同年11月のLOUDNESS活動再開時には既にポリドールと契約を結んだ後だったので、契約上復帰が不可能になってしまった。
  2. ^ 沢田泰司(TAIJI)のオフィシャルブログ 2008-11-16
  3. ^ 沢田泰司(TAIJI)のオフィシャルブログ 【PLAYERS FUTURE】  powered by プレイヤーズ: 皆様へ

外部リンク[編集]